FX自動売買トラリピ野郎再び!

無謀な設定で一度退場したトラリピ野郎が、再びM2JのトラリピでFX自動売買シストレを行って不労所得を得て自由になろうという計画

トラリピで利益を伸ばす決済トレール戦略にするか思考!機能のメリットとデメリット

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今回はトラリピ専用の機能である決済トレールについてトラリピ野郎の設定に組み込めないか考えてみたいと思います。

トレール(trail)とは追いかける、後を追うということ

トラリピは決まった値で決済されるところを決済トレールは利益を伸ばすように値を追いかける機能です。

決済トレールを設定した場合、設定した決済価格に到達しても、決済注文は成立せずトリガー価格に到達して初めて決済価格が有効になります。

決済価格が移動するきっかけとなる価格をトリガー価格(トリガー(trigger)引き金、きっかけ)といって、そこに到達しなければそもそも決済されないんですねー。

そのトリガー価格は、買いトラリピの場合、決済価格から+0.20円毎に自動設定され、売りの場合は-0.20円毎に自動設定されます。

0.20円は固定です。

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トラリピ+決済トレールのイメージ
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まとめるとトレンドを上手く掴めれば利益の極大化が狙えるトラリピ機能のことです。

決済トレール設定方法

トラップリピートイフダン(トラリピ)、もしくは、らくらくトラリピ(らくトラ)を設定するときに
「決済トレールを設定する」にチェックするだけなので超簡単です。

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超簡単に設定はできますけど、普通のトラリピとは結構かけ離れた機能なので注意が必要です。

決済トレール設定の注意事項、デメリット

M2Jでは下記を注意事項として挙げています。

【その1】決済成立価格にずれ(スリッページ)が発生することがある。
決済トレール注文では、決済が売りの場合にはレートが決済価格よりも下回ったときに、決済が買いの場合にはレートが決済価格よりも上回ったときに、成行(なりゆき)注文の仕組みで決済を執行いたします。
そのため、お客様におかれましては注文価格と成立価格にずれ(スリッページ)が発生する可能性が存在いたします。

【その2】値動きによっては決済損益がマイナスとなることがある。
上述「その1」の仕組みにより(いわゆる窓開けのときなどのように)急に値が飛ぶような動きが発生した際、決済損益がマイナスとなる可能性もございます。

なお、決済損益がマイナスとなった場合でも、余剰残高が不足していなければ、当該新規注文が再設定(リピート)されます。

※再設定時、新規注文価格よりもAskレートが下回っていれば逆指値注文となります(売り・決済トレールの場合)。

【その3】決済トレール設定時はせま割が適用されない。
決済トレール設定時には、せま割による手数料優遇が一切適用されません。ご注意ください。

【その1】【その2】はちょっと怖い気がしますが、毎回発生することではないのでその分決済トレールで利益を増やせる機会が増えれば良いと思ってます。

トラリピ野郎として嫌なのが【その3】です。

せま割が適用されないのは嫌です。

ただでさえ手数料が高いのに。。
その分決済トレールで利益を増やせばいいということなのかもしれないですけど、バーゲンセールで安くなっていても送料は払いたくないというのと同じ心理です。(ちょっと違う?^^;)

せま割なしはかなりのデメリットと言えます。

また、決済されるのに激しい値動きが必要になるので必然的にリピート回数が減ると考えられます。

自動売買トラリピの最大のメリットであるリピートが減ってしまうので必ずしも利益が増えるとは言い切れません。

レンジ相場で最大の効力を発揮するトラリピを否定する機能になりかねないような気がします。。

ポンド円など大きく上下する通貨ペアで決済トレールを設定したら利益が伸びる気がしたんですが、デメリットが大きすぎてトラリピ野郎としては決済トレールはないという結論です。